ハリネズミは寒さがニガテ! 冬のヒーター導入ガイド

ハリネズミは暑すぎるのも寒すぎるのも苦手です。ハリネズミが快適に過ごせる温度は25°C。+5°C~-5°Cが許容範囲と言われていますので、冬は寒さ対策が必要です。

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(2019年12月28日追記)最新の寒さ対策については、動画で解説しています。ぜひご覧ください!

ハリネズミと冬眠・夏眠について

繰り返しになりますが、ハリネズミが快適に過ごせる温度は25°C(湿度は40~60%)です。許容範囲は+5°C~-5°C程度なので、だいたい20~30°Cという環境作りが必要です。そのため、夏は涼しく、冬は暖かくしてあげなくてはなりません。

この温度を下回ると、動きが鈍くなり、寒ければ冬眠暑ければ夏眠に入ってしまうとのことです(ハリんちでは経験はありませんのであまり詳しくは語れません)。
普通、「冬眠」と聞くと、クマなどが冬を越すために毎年行っている、なんでもないイベントのように思いますが、冬眠や夏眠に入ってしまうとハリネズミの体の機能が低下して、元に戻せない場合もあり、死んでしまうこともあるそうなので、気をつけたいところです。

温度管理は夏よりも冬が大事!

温度にデリケートなハリネズミですが、夏よりも特に「冬」、さらに「秋の終わり」「春先」には気をつけましょう。

これには理由があります。夏は人間も暑いと感じ、エアコンなどですぐ調整するので、不在中もエアコンで冷やし続ければさほど問題も起きません。また、夜は日中より気温が下がりますので、飼い主が寝る直前までお部屋を冷やしておけば、起床時に30°Cを上回ることはあまりないでしょう。

ですが、秋冬~春先は、人間なら洋服やお布団で体温調節をしてしまうので、気温の低さを甘く見がちになります。気付いたら部屋がかなり冷えていて大事なハリネズミちゃんがギュッと丸まって震えている、なんてことも!
特に飼い主が寝た後が問題です。人間は就寝時お布団で保温するので、空気は暖めません。すると気温はどんどん下がりますので、ハリネズミは寒い!のです。夏はエアコンでなんとかなりましたが、冬はそういうわけにはいきません。
かといって、冬にエアコンで暖めながら飼い主が寝たら、空気が乾燥するのでお肌やのどによくないという…。

というわけで、寒さだけはハリネズミ用に特別な対策をとりましょう。ハリんちが考えるのは次の2つです。

  1. 飼育ケージの床をヒーターで暖める
  2. 大きめの布で飼育ケージ全体を覆って暖める
    大きめの布でケージを覆って保温するこの家は手前約5メートル先に南向きの窓があり、日中は間接光でやんわり明るくなるので、写真のように、バスタオルを上からかけつつも、手前だけは塞がないようにします
2番目は単純にケージの上から毛布やバスタオルをかけて保温するということです。一応、完全に覆ってしまうのではなくて、間接光で日中なのか夜なのかがわかる方角は覆わないほうが、生体リズムを維持するのによさそうです。

戻って1番目について、次からハリんちで使用しているヒーター2製品を紹介します。

注意
ハリんちで使用しているのはどちらもハリネズミ用ではありません。ハリネズミ用のヒーターのレビューを期待されていた方、ゴメンナサイ!下のマルカンさんの専用ヒーターを参照してください(ただ、色が違うだけでかなり「ほっとうさ暖」(下記)に近いのと、なぜかマルカンのホームページには製品情報の掲載がありません。また、このヒーターはちょっと高いです)。
参考 ハリネズミのリバーシブルヒーターAmazon.co.jp

ほっとうさ暖リバーシブルヒーター M(マルカン)

ほっとうさ暖リバーシブルヒーター M(マルカン)


サイズ W230×D160mm
温度 30°C(低温面・薄いピンク)、38°C(高温面・濃いピンク)※室温18°C時
消費電力 8W
電気代 1時間約0.2円(1kwh=25円の場合)
参考価格(Amazon):2,070円
参考 ほっとうさ暖リバーシブルヒーター Mマルカン ほっとうさ暖リバーシブルヒーター M(マルカン)の表と裏(強と弱)
この製品は表と裏のリバーシブル設計で、30°Cと38°Cの面を使い分けられます。通常、ハリネズミには30°Cの低温面だけでいいのですが、出産後、生まれたばかりの赤ちゃんには普段よりも高めの温度にする必要があるので、ハリんちでも花くんが生まれたての頃、高温面の38°Cを使用しました。

それと、コードケーブル全体は金属チューブでカバーされていて、かじってしまっても事故が起こらないように配慮されています。
ほっとうさ暖リバーシブルヒーター M(マルカン)をハリネズミ用ハウスの下に敷く


とびばこハウスの下に設置してみたところ。サイズはピッタリですね。

電気しき毛布(シングルLSサイズ) DB-U31LS(パナソニック)

電気しき毛布(シングルLSサイズ) DB-U31LS(パナソニック)


※ハリんちで使用しているのは、旧製品の「DB-U29S」ですが、スペックなどは現行製品の「DB-U31S-C」のものを掲載します。
※毛玉だらけの写真でお恥ずかしいですが、飼い主が冬場の足下用に実際に使用していたものを流用したためこうなっています。

サイズ W1600×D850mm
温度 37°C(設定3)、51°C(設定強)※50Hz、室温20°C
消費電力 47W
電気代 1時間約0.6円(設定3)、約1.0円(設定強)
材質 ポリエステル65%、アクリル35%
参考価格(Amazon):7,617円
参考 電気しき毛布(シングルLSサイズ) DB-U31LSパナソニック 電気しき毛布(シングルLSサイズ) DB-U31LS(パナソニック)とハリネズミのケージの大きさ比較
人間サイズの敷き毛布なので、サイズはけっこう大きいです。上の写真は4つ折りにした状態で、これでちょうど「シャトルマルチ70」の床面と同じぐらいの大きさになります。
真冬で心配なときは、広げてケージ全体を覆うように使うこともできます。

フリース素材の中にヒーター線が埋め込まれていますが、丸洗いができます。まあ、ケージの外から暖める用途であればあまり汚れないと思いますが、飼い主が使うときは助かります。
電気しき毛布(シングルLSサイズ) DB-U31LS(パナソニック)のコントローラ


コントローラが付属していて、弱・1~6・強の8段階に温度調節ができます。ダイヤル部分は光っているので、夜中に寒いなと思って温度を上げてあげるときなんかも地味に便利です。

また、室温センサー付きで、室温が5度下がると+1度温めてくれるという賢い仕様です。

温度は「うさ暖」よりも高いのですが、ケージの外から暖めるという想定ですので、横並びで比較はできません。
実際、真冬に「強」で利用していて、ケージの床を触ってみると、コンビニ弁当をチンして1分経過したぐらいの暖かさですので、51°Cという感じではないです。せいぜい40°Cに届くかどうか、というところだと思います。
ハリネズミのケージを置く場所に電気毛布を敷く


電気毛布の上にハリネズミのケージを乗せた状態
ハリんちでは元気くんのケージに使用しています。ケージを置く台の上に4つ折りにしたこの電気毛布を置いて(上写真)、その上にケージを配置します(下写真)。普段のお世話をしながら左側のダイヤルで温度調節をすればいいので、年中通してこの状態にしておいて、春先や秋口でも、ちょっと寒いなという日は「弱」~「2」ぐらいの低温で使います。

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