ハリネズミはどのくらい汚す? お掃除の心得とグッズ紹介

ハリネズミを飼いたいな、ちょっと気になるな、という方向けの記事です。実際のところ、どのくらい汚して、どういう道具でどうお掃除をしたらいいのか、一例を紹介します。※少し汚い写真が出てきますのでご注意!

ハリネズミを飼うとこのくらい汚れます

ハリネズミが一晩動き回ると、翌朝ケージの中が汚れています。汚れの種類は「うんち」「おしっこ」「トイレ砂」の3種類。トイレ砂はうんちやおしっことは少し性格が違い、砂浴びをするとケージ内外に飛び散るということです。

注意
ここから先は、小動物のものとはいえ汚物を含む写真が出てきます。そういう写真はタップ・クリックをしないと出てこないように設定しておきますので、見たくない方はその部分を触らないようにしてください。

うんち・しっこの汚れはこのくらい

では、深夜活発に動いて迎えた翌朝の状態と、掃除後の写真を見比べてみてください。

掃除前のハリネズミのケージ
掃除前
掃除後のハリネズミのケージ
掃除後
個体差はあると思いますが、だいたいケージ内をまんべんなく汚してくれています。回し車(ホイール)を回しながらうんちをしてしまうというのは、特に「ハリネズミあるある」かなと思います。「ここでしてやるぞ」というのではなく、「運動してたら出ちゃった」みたいな感じで汚してしまうんですね。

においは思ったよりしないかも?

大前提として、うんちもおしっこも排泄物なので、ある程度においはします。ただ、たとえば人間の赤ちゃんのうんちみたいに「強烈ににおう」というわけではないですね。
まず、自分でしようと思ってトイレ砂の上や床材の上で、狙いを定めてした、健康な筒状のうんちは、あまりにおいません。それよりはおしっこのほうが少しツンとくると思います。
ですが、つぶされたうんちはけっこうクサいです。いちばん厄介なのは回し車でするうんち。したあとにすぐ自分の目の前に戻ってくる(笑)ので、自分で踏んづけて、踏んづけて、踏んづけて(続く)。広げてくれたうんちからは、なかなか強めのにおいがします。

ハリネズミの回し車の汚れ拡大写真
このタイプはにおいます。
におい対策として砂場を使用している場合は、使用していない場合よりも格段に臭いは減ります。そのかわり周囲が粉っぽくなるので、におうのとどちらがいいか…。

においの強さを順番にまとめると、
強>つぶしたうんち>おしっこ>筒状のうんち>砂場にしたうんち・おしっこ>弱
このようになります。

強敵はつぶしたうんち、ということです。発生場所は回し車80%、通り道の床(うんちを踏み進んだ跡)20%といったところです。においがするだけでなくて、この2個所のつぶしたうんちはこびりつくので、掃除にもひと手間かかります。

お掃除する場所と使用するグッズ

ここからは、お掃除する場所とそこで使うグッズ(掃除用具)をセットで紹介しつつ、掃除方法についてざっと説明します。

ケージ床のお掃除

ハリネズミのケージ床の汚れ
床は各種うんち(筒状のうんちの破片、つぶしたうんちの破片など…)、おしっこ(を吸収した床材)、飛び散った砂を掃除します。つまり、掃き掃除+部分拭き掃除です。
ハリネズミのケージ床を掃き掃除

ハリネズミのケージ床をウェットティッシュで掃除


小さいホウキチリトリで床にばらまかれた砂や乾いたうんちの欠片などを集めて、床にこびりついたうんちはウェットティッシュで拭き取ります。
小さいホウキとチリトリは100円ショップで手に入ります。
100円ショップで手に入るハリネズミの掃除道具(ほうき)
掃除のタイミング、つまり朝は、ハリネズミちゃん本人はハウスなどで寝てしまっていることが多いと思います。寝かせたまま周辺を掃除してしまってもいいのですが、周辺を掃除しているときに、本人が掃除の音などで怖がったりしないか、確認したほうがいいでしょう。
また、掃き掃除では、特に砂場を設置していればほこりが舞いますので、掃除中だけちょっと別の場所にいてもらうのもいいかもしれません。
掃除中、別の場所に避難するハリネズミ
掃除中にヘンなところに行かれても困るので、何かの容器に入っていてもらうのがいいと思います。

また一ヵ月に一度ぐらいはケージ自体の洗い(または除菌拭き)掃除をしたほうがいいでしょう。つぶしたうんちがこびりつき、乾いて破片となり散乱しますし、食べ残し(からの雑菌繁殖)やダニの死骸なども気になります。おしっこも、乾いてしまうと見えませんが、においだけがケージの底に残ることもあります。
たまには敷いてある床材を全部処分して、キレイに掃除をして新しい床材を敷き、スッキリ清潔なケージにしてあげましょう。

回し車(ホイール)のお掃除

ホイールはつぶしたうんちとおしっこ臭です。ここが毎日のお掃除の山場になります。ここでは、ハリんちで使っている「サイレントホイールBIG(三晃商会)」の例を解説します。

STEP1:お湯でうんちを浮かせて取る

回し車の掃除(お湯をかけてふやかす)
ケージから取り出したら、洗面所など水場に持っていって、40°Cぐらいのお湯を回しがけして、湿らせます。汚れがヒドイ場合はホイールの中にお湯を溜めます(ホイールの手前と奥は別パーツになっていて、そのつなぎ目からお湯が少しずつ流れ出て行きます)。
回し車の掃除道具(へらと歯ブラシ)
または大きなタライにお湯を張って、回し車を中に入れてブラシなどを使いながらうんちを落として、タライの汚れたお湯はトイレに流すというやり方もあります。使い古した歯ブラシや、シリコン製の調理器具を転用して、こびりついたり挟まったりしたうんちをささっと手早くかき出します。

STEP2:大きなうんちを流したあとは洗剤で洗う

回し車の掃除(洗剤をかけて洗う)


大きなうんちを流し終わったら、洗剤をつけて洗います。食器用洗剤、トイレ用洗剤のどちらを使っても洗浄効果は出ると思います。泡スプレー洗剤でこすらずフィニッシュすることも。いずれにせよ、洗剤は最後洗い流して干す、または清潔な雑巾で水気を取ります。

サイレントホイールの真ん中のパーツは取ってから洗うべき?

サイレントホイールBIGの説明書きには、掃除の時には後ろのベアリングパーツ(黄色のパーツ)を外してから洗うように書いてありますが、毎日これをやるのはけっこう大変です。
なぜ「外してから洗う」のかというと、ベアリングパーツの一部に金属を使っていて、これが錆びるから、です。(推奨するわけではありませんが)ハリんちでは、パーツは取り外さず洗い、洗ったあとこのパーツ周辺も水気を取るようにしています。これまでに錆びたことはありません。むしろこのパーツが錆びる前に、回し車自体を掃除中に落として割ったりなど、別の理由でダメにしたことは何度も…。

トイレ砂容器のお掃除

砂場に散らばったハリネズミのうんち


砂場はうんちやおしっこの跡をマメに取り除いて使っていればそれでキレイなんじゃないかと思いがちですが、そもそもハリネズミにとって砂場は「体を清潔に保つため」の場所。砂場に皮膚片が落ちているのはもちろん、ダニ(やその死骸)も落としているかもしれません。そのため、キレイに見えていても、定期的に全量捨てて容器を洗い、新しい砂に交換してあげることをオススメしたいです。ハリんちではだいたい一週間程度でまるっと交換します。

ハリネズミ本人の汚れ

ハリネズミが毎日ケージの中をこれだけ汚すということは、当然ハリネズミ本人にも汚れが付着します。特に「足先(爪の間)」が大変です。うんちがはさまって真っ黒になってしまいます

爪にうんちがはさまって汚れたハリネズミ
本人は全然気にしていませんし、夜起きてきた直後などに、自分でなめてお掃除したりもするのですが、飼い主として精神衛生上気になったりも…。であれば、足湯をしてキレイにしてあげる、という方法があります。

足湯のさせ方

足湯の目的は爪の間のうんちを溶かして取ることです。なので、湯せんはぬるま湯を2cmぐらい張って、そこにハリネズミを置いて、少しガマンしてもらいます
洗面台で足湯するハリネズミ(お湯は2cmぐらいまで)


よく動画でたっぷりの湯船に入れて体全体を浸からせ、バタつかせているシーンを見ますが、ハリんちではそういうお風呂の入れ方はあまり推奨しません。
もちろん、水やお湯が平気な子もいると思いますので、気分よく浸かっているのであればそれでいいのかなと思います。
ただ、相手は言葉を話さないのはもちろん、顔の表情もあまり豊かではないので、喜んでいるのかイヤがっているのかを見極めるのはなかなか難しいです。飼い主が都合よく解釈してしまう危険性があることは、肝に銘じておいたほうがいいでしょう。

ちなみに、足湯は手早くささっと行ってあげたいところですが、予想外にかわいい写真が撮れるスポットでもあります(笑)。
足湯中に可愛いカメラ目線をくれたハリネズミ(元気くん)

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