ハリネズミの基本情報

ハリネズミの飼い方を研究する「飼い方研究室」のコーナーです。
少々マジメな投稿が多めですが、マジメに飼い方について考えたいときにお読みいただければ!と思います。

ペットとして定着したハリネズミ

小動物といえば昔はハムスターやウサギでしたが、ここ数年、フェレットやチンチラ、フクロウなど、ペットとしての小動物もバリエーションが豊かになりました。

その中でもハリネズミの躍進はめざましいものがあります。

そのいちばんの理由は、かわいいのひと言に尽きます。クリッとした目にもふもふのおなか。仕草も子どものようでとても愛らしい生き物です。

ヨツユビハリネズミはアフリカ起源

日本ではまだペットとしての歴史が浅いので、生き物としてのハリネズミについて、海外の情報から少しだけ(へぇ~と思ったことだけを)勝手翻訳しつつ、書いてみます。

まず、ハリネズミは「ネズミ」ではなくモグラの仲間です。誰なんでしょう「ネズミ」と名付けた人は。

さておき、日本で飼育ができるのは、世界に存在する16種類のうち1種類、「ヨツユビハリネズミ」のみです。このヨツユビハリネズミは、後ろ足の指が4本(前足は5本)のためこう名付けられていますが、そもそもの起源は中央~東アフリカ、サバンナなどに生息しているのだそう。
夜は昆虫類(毒に耐性があり、サソリや毒ヘビも食べたという記録があるのだとか!)を求めて何マイルも移動するそうです。逆に捕食者はジャッカル、ハイエナ、クロワシミミズクなどで、襲われると大きな声で鳴くとのことです(おそらくペットとして飼っている限りでその声を耳にできる機会はないのでしょう)。
活発な動物で、一晩で8キロ相当も運動するそうです。
参考 Four-toed hedgehogWikipedia

飼いやすいか飼いにくいか

また、飼いやすいか飼いにくいかについては賛否両論があります。ハリネズミという動物を理解して必要な準備や対応をしなくてはならないことを重く考える場合は「飼いにくい」と思います。ですが、ペットの王道、ワンちゃんやネコちゃんと比べたときに、ケージの用意だけで散歩が不要、鳴かない(ペットの騒音問題から縁遠い)、単独飼育ができる、攻撃力が低い、フンの臭いもきつくないのでメンテナンスが楽という点では「飼いやすい」と言えます。

まず知っておきたいこと

ハリネズミを飼うにあたって知っておきたいことはいくつもあるのですが、ここでは4つに絞ってみました。

温度管理が必要

ハリネズミは25~30℃と暖かめの環境で暮らす動物。ハリネズミは寒すぎると冬眠、暑すぎると夏眠に入ってしまい、野生でない限りそのまま命を落とす危険があります。
日本では夏は冷房、冬は暖房が欠かせません。特に冬は注意です。人間は衣服で温度調節をしてしまうので、うっかりケージ周りが20℃ぐらいまで下がってしまうなんてことも。

夜行性ならではの活動音

ハリネズミは夜行性。夜は活発にケージの中を動き回り、回し車を回したりハウスに登ったりします。そのため、寝付きが悪い方や物音が気になる方は、同じ部屋で飼育すると寝られない可能性があります。
そもそも常に人間の気配を感じているとストレスになる子が多いので、人間の寝室とは別の場所を用意してあげたほうがいいでしょう。

寿命はあまり長くない

ハリネズミを初めて見る方がよく「思ったより大きい」と言います。ハムスター的なサイズ感を想像する方が多いのでしょうか。
その大きさからか、寿命についても5年10年を想像される方が多いのですが、実際のところ、2~3年ぐらいが多いようです(獣医さんや動物の葬儀業者さんからうかがった話より)。

人間同様の病気にかかる恐れがある

盲点になりがちなのが病気です。ちょっとした環境の変化でも体調を崩したりしますし、そもそも哺乳類ですので、小さい体ながら、人間と同様の病気にかかるリスクがあります。2歳を過ぎると病気を抱える子が増えるようです。

ハリネズミのことをよく知らない方にとっては、注意しなくてはならないことや、知っておくべきことが多いと感じることでしょう。
確かに最初は知識を蓄える必要がありますが、その先にあるハリちゃんとの暮らしは、日々に彩りをもたらしてくれます。
興味が湧いてきたら、ハリんちのハリネズミバーなど、ハリネズミとふれあえるお店で試してみたり、店員さんと話をしてみるのもいいと思います。

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