ハリネズミの床材使い比べ!「ごきげん快適マット」VS 「やさしいペーパーマット」

ハリネズミ用の床材記事、第2弾です。今回は、以前紹介した紙の床材「ごきげん快適マット(ジェックス)」に似ている「やさしいペーパーマット(マルカン)」を使ってみたので、製品紹介と使用感の比較をお届けします。

これまでに紹介した床材記事のリンク

本題に入る前に、以前レビューした記事を貼っておきます。参考になるとうれしいです。

  • ごきげん快適マット(ジェックス)
  • 広葉樹マット(三晃商会)
  • ヒノキア 消臭砂(ジェックス)
↑これらの床材についてはこちら↓をご覧ください。
紙?広葉樹? 「床材」選びのポイント

やさしいペーパーマット(マルカン)


原材料:バージンパルプ100%(無漂白)
内容量:700g/1.2kg(上記写真は過去に販売していた容量のものです)
原産国:日本
参考 やさしいペーパーマット 700g株式会社マルカンホームページ

マルカン やさしいペーパーマット 700g

マルカン やさしいペーパーマット 700g(Amazonの製品ページにジャンプします)

やさしいペーパーマット 1.2kg (8個)

やさしいペーパーマット 1.2kg (8個)(Amazonの製品ページにジャンプします)

1gあたりの価格
約1〜1.8円

ハリネズミ用品の充実で知られるマルカン製のペーパーマットです。
ポイントは、ひも状と正方形の2種類にカットされていることと、(再生紙ではなく)木材からパルプ作成→(無漂白で)カットして製造したものなのでアレルギーの心配が少ない、ということです。

マルカンによると、2種類のカットを混ぜていることで、空気の層ができてふわふわになる、とのこと。ですが、実際に使ってみて、そんなにふわふわな感じはしない…な、と(記事末尾に参考写真があります)。
ちなみに現在は、消臭機能付きの「やさしいペーパーマット 消臭プラス」という商品も発売されています。当然ながら、消臭機能分お値段が上がります。

マルカン やさしいペーパーマット 消臭プラス 500g

マルカン やさしいペーパーマット 消臭プラス 500g(Amazonの製品ページにジャンプします)

マルカン やさしいペーパーマット 消臭プラス 800g

マルカン やさしいペーパーマット 消臭プラス 800g(Amazonの製品ページにジャンプします)

「ごきげん快適マット」との比較


では、類似商品の「ごきげん快適マット」と比べてみます。果たして、どちらに軍配が上がるのでしょうか…?

価格

床材の実勢価格はけっこうその場その場で変わります。執筆時点ではどちらもグラム単価1円からで、ショップによって価格にばらつきがあります。

【Amazon.co.jp限定】ジェックス ごきげん快適マット 低アレルギー素材 紙の床材 ハムスター・小動物用 超お徳用 1.2kg

【Amazon.co.jp限定】ジェックス ごきげん快適マット 低アレルギー素材 紙の床材 ハムスター・小動物用 超お徳用 1.2kg(Amazonの製品ページにジャンプします)

商品の出来

前提として、床材に限らず、消耗品は製造ロットごとに商品の出来が変わるというか、ばらつきが多いです。「ごきげん快適マット」を買っている方であれば経験があると思いますが、買うたびに、色が薄い濃い、硬め柔らかめという違いを感じます。

そのうえで、ハリんちに到着した2製品を比較してみました。
ですが…。
どちらの製品にも断裁がうまくいっていないものが一定数混じっていて、甲乙付けがたいという印象でした。
写真を見てみてください。

やさしいペーパーマット」は、たとえば、正方形の床材が5枚重なっていたりひも状になりそこなったグシャッとした形の床材が混じっていたりひも状であっても何枚も重なっていたり…。
ごきげん快適マット」のほうは、正方形の床材がないことを除いて、グシャッとしたものあり何枚も重なっているものありで、あまり変わらないんです。
ちなみに、袋の底に粉が溜まり、取り出すときに細かいカケラが舞う点は、どちらも一緒です。

というわけで、商品の出来はほぼ五分五分、と思います。

使い勝手

両方とも1カ月近く使用してみて、正直あまり変わりません
ただし、「やさしいペーパーマット」は、この製品の特長とされる正方形サイズの床材が全体的に少ないです。目視で9割ぐらいはひも状の床材でした。そのため、袋で宣伝している“ふんわり”はほとんど体感できませんでした

2製品を少し積み上げた写真も載せておきます。左が「やさしいペーパーマット」、右が「ごきげん快適マット」です。左のほうがふんわりしているようには見えませんよね。

ということで、使い勝手の面では、「やさしいペーパーマット」について、特長である正方形サイズの床材がそもそも少なくて、特長になりきれていない点がマイナスです。

まとめ

2製品に性能的な優劣はほとんどなくて、価格だけで決めちゃっていいのでは? というのが、ハリんちが購入したロットからの結論です。

そろそろ床材を注文しなくちゃというタイミングでサッと価格調査をして、安かったほうを買う。それで良いのではないでしょうか?

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