リタータイプの床材4製品をテスト! 紙の床材とどっちがいい???

ハリネズミ用の床材、ハリんちでは続々テストしていて、記事はなんと第3弾! 今回は、「ハリネズミリター(三晃商会)」「クルミの床材(ビバリア)」「はりねずみんみん共和国 オリジナルコーンリター(アイジー)」「ハリネズミのコーンサンド(マルカン)」という、“リタータイプ”限定で4種類をテスト。製品紹介と使用感の比較、「紙の短冊」床材とどちらかいいのかまで、検証してみます。

これまでに紹介した床材記事のリンク

本題に入る前に、以前レビューした記事を貼っておきます。参考になるとうれしいです。

第1弾
「ごきげん快適マット(ジェックス)」「広葉樹マット(三晃商会)」「ヒノキア 消臭砂(ジェックス)」
紙?広葉樹? 「床材」選びのポイント
それとまず、今回紹介する4製品+以前紹介した紙の床材2製品を並べた写真を載せておきます。

左から「ハリネズミリター」「やさしいペーパーマット」「ごきげん快適マット


(上段)左から「ごきげん快適マット」「ハリネズミリター
(下段)左から「ハリネズミのコーンサンド」「はりねずみんみん共和国オリジナル コーンリター」「クルミの床材

ハリネズミリター(三晃商会)



原材料:古紙原料100%
内容量:6L
原産国:中国
参考 ハリネズミリター 6L三晃商会WEBページ
内容量と参考価格(Amazon)
892円
1gあたりの価格
約0.15円


古紙を小さい筒状に圧縮して固めた、短い棒状の床材で、「リター」=床に敷き詰め、堆積した状態で使います

吸水性が高く、ほこりもほとんど出ません。また、「トイレ臭を軽減」と書かれていたので、ハリネズミちゃんがしっこやうんちでたっぷり床を汚し終わった朝、においを嗅いでみましたが、確かににおわなかったです。紙だけなのに?と不思議には思いましたが、事実消臭はされています。
トイレ性能としては優秀な床材です。

ただ、デメリットが3つほどあります。

いちばんはコスパです。「シャトルマルチ70」で使うのであれば一袋丸ごと敷き詰めるぐらい使うことになるので、1回900円かと思うと、(紙の床材と比較して)少し考えてしまいます
粒が大きい+筒状という形状のせいで、敷き詰めの量が不十分だと、ハリネズミちゃんの足の置き場が安定せず、なんだかヨボヨボ…。だいぶ歩きにくそうにしてしまいます。人間で言えば、まばらに置かれた小さい木の丸太のところを歩くような感覚でしょうか。


試しに約3ℓ(1袋の半分くらい)入れたのですが、まだ足りない感じでしたので…。

もうひとつは、「古紙」だからでしょうか…、グレー以外に赤とか黄の何かが混ざっていました。すみません、個人的な印象による感想ではありますが、生産国が中国ということと相まって、少し不安になります。



最後に、元気くんのケージでテストした直後、2~3粒食べちゃっていましたね。ずっと張り付いて見ていたわけではないので合計何粒食べたのかは不明ですが、美味しそうに食べていたのがなんとも…(少量口に入れるのは問題ない、と書かれてはいます)。

クルミの床材(ビバリア)



原材料:クルミ
内容量:2.0kg
原産国:中国
参考 商品紹介株式会社ビバリア ホームページ
内容量と参考価格(Amazon)
2.0kg 840円
1gあたりの価格
約0.42円


ケージの中がおしゃれな空間になること間違いなしの、クルミ床材です。粒は細かめで、ハリネズミちゃんの歩行にもちょうどよさそう。ザクザクと踏みならしながら、ちょこちょこ歩き回ってくれます。

容量については、紙やチップの床材の「2kg(2ℓ)」とは違ってクルミは重いため、想像よりも量が少なく感じると思います。「シャトルマルチ70」に高さ5mm程度敷き詰めようと思ったら2kg=1袋が空になります。常用するなら、節約して2.5mm程度敷き詰めて2回分、といった使い方になると思います。
ただ、粒が細かいため、さっと敷いて使ってもハリネズミちゃんが歩きにくそうにすることがありません


リターとして日常使いするには少々高いですが、薄めに敷いて使えばコストパフォーマンスが上がります。

実際、ビバリアの説明では「自然な穴掘行動を促進」とあるのですが、ハリんち的には「穴を掘らせるぐらい積もらせるのはなかなか難しいだろうな」と思いました。ガラスビンの砂場など、限定したエリアに30mm程度積もらせると、穴を掘ってくれるのかもしれません(ハリんちでは未検証です)。

トイレ性能について、脱臭効果はそこそこあります。ただ、吸水性がそれほどないので、おしっこが乾いてしまえば汚れたのかどうか区別がつかず、清潔なのか不潔なのか、もやもやした気持ちになります。


うんちをするとクルミの粒が表面に貼り付きます。

基本的には、インスタ映えなどを狙ったり、気分転換したいときに使うのがいい床材なのかなあ、というのがハリんちの感想です。

はりねずみんみん共和国オリジナル コーンリター(アイジー)



原材料:コーンリター100%
内容量:5ℓ
原産国:日本
参考 はりねずみんみん共和国オリジナル コーンリター 5リットルアイジー(楽天内)
内容量と参考価格(Amazon)
5ℓ 2,180円
1gあたりの価格
約0.44円


コーンの穂軸を使ったリターです。アイジーの説明ページには、「シャトルマルチ70」に1袋ないしは2袋入れる説明写真がありまして、掘って遊ぶために深く堆積することを勧めています。ただ、2袋を1回で使うというのはちょっと高いです…! 楽天では税抜1,300円+送料900円、Amazonでは送料込みでprime扱い2,180円。楽天が20円安いですが、2袋買うと3,000円超。この商品には「何日使うことを想定するか」の記載がなかったのですが、この次に紹介する類似商品「ハリネズミのコーンサンド」が週一回全量交換ということで、同じと考えると、2袋で1日あたり430円!

節約して1袋の半分2.5ℓぐらい敷いてみましたが、一粒一粒が大きいこともあって、歩きにくそうにしていました。

おしっこなど水分にさらされると少し黄色っぽくなります。

ハリネズミのコーンサンド(マルカン)



原材料:トウモロコシの穂軸100%
内容量:5ℓ
原産国:タイ
参考 ハリネズミのコーンサンド株式会社マルカンホームページ
内容量と参考価格(Amazon)
5ℓ 1,386円
1gあたりの価格
約0.28円


ひとつ前の「はりねずみんみん共和国オリジナル コーンリター(アイジー)」の直接の競合商品です。内容量は同じですが、粒の大きさが違い、こちらのほうが小さいです。実際に使ってみたところ、粒が小さいぶん、ハリネズミちゃんは歩きやすそうです。

こちらはパッケージ裏に「ケージの底に1~3cm敷きつめて」「週に1度はケージの中を中性洗剤で洗い、湿気をよく拭き取ってから新しいコーンサンドを敷きつめて」と説明がありました。

価格的にもこちらのほうが安いので、今紙の床材を使っていて、リタータイプの床材がどんなものか試してみたいということであれば、今回紹介する4製品の中ではこの「ハリネズミのコーンサンド」を使ってみることをオススメします。

そもそも「リター」と「紙の短冊」どっちがいいのか

積み上げて落ち葉的な堆積をつくる「リター」タイプの床材と、ふわふわとした「紙の短冊」タイプの床材では、ハリんち的に「紙の短冊」タイプのほうに分があると考えています。理由は3つ、巣作り」「掃除のしやすさ」「コスパと清潔さのバランスです。

巣作り

特にメスに多いのですが、隠れ場所となるハウスに床材を持ち込んで寝床を作る習性があります。

姫ちゃん(メス・6カ月)制作の巣です。ハウスの中にある砂場容器の中に紙の床材を運び込んで、自分の周りに敷き詰めています。こうすると安心できるのでしょう。

「紙の短冊」タイプの床材は自然界で落ち葉的立ち位置のもので、巣作りに最適です。リタータイプはみたいな立ち位置なので、それだけでは巣作りはできません。
もしリタータイプを使う場合は、落ち葉的立ち位置の「紙の短冊」タイプをリタータイプの上に敷いてあげるといいのではないでしょうか。

掃除のしやすさ

紙の床材が「軽い」という点が、掃除のしやすさにつながります
朝、うんちとおしっこで汚れた床を掃除するときのお話を少々。モデルは蕾ちゃん(メス・1歳9カ月)のお部屋です。


ハリんちでは、まずケージに設置してあるハウスや砂場、フード&水皿などを全部避けて、

ハリネズミちゃんも指定避難所に隔離してから、明らかなうんち&おしっこエリアは先につまんで捨て、ミニほうき&ちりとりで床材・飛び散った砂・うんちのかけらなどを全部集めて、ケージの隅に山をつくります

地球の重力の関係で、重い物は下に、軽い物は上に来るので、(もちろん全部ではないのですが)上に紙の床材、下にうんち片と砂という具合に分かれます。
まず、山の外側に現れた床をウェットティッシュ(汚れがひどければアルコールタイプ)で拭いてから、

床材の山を上から崩し、途中で発見したうんちなどは個々に捨てながら、まだ使える床材を、拭いた床に戻していきます
そうして山がなくなってくると、底のほうに、散らばった砂やうんちの破片などが床材に混じる形で残ってくるので、


それらをガバッとミニほうき&ちりとりですくって捨てて、捨てたぶん床材を追加。これでお掃除完了です。

この方法が、リタータイプの床材だと通用しないのです。床材1つ1つに重量があるので、うんちのかけらも砂も全部床材にからんできて、分別するのがとても難しいです。ケージの床に真っ平らに広げて、目視でかけらを見つけてはスプーンで拾って捨て、拾っては捨て。面倒になってきたらもう素手で(笑)。これを繰り返したあとで、改めて床をウェットティッシュで拭く感じです。

コスパと清潔さのバランス

リタータイプは一回に敷き詰める量が多いので、どうしてもコスパが悪くなります。
床材というのはどんなにがんばっても汚物で汚れて臭いも染みつくので、安い床材を買って、一週間程度で全量を廃棄床も床材もキレイにリフレッシュ
そうしたほうが、物理衛生上も、精神衛生上もいいと思うのです。

というわけで、ハリんちではリタータイプを一通り使ってみたものの、紙の床材のほうがいろいろとメリットが多いな、とひとまず結論づけました
参考になりましたら幸いです!

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